本年４月以降より多くの医療機関・薬局でマイナンバーカードでの受診（マイナ受付＝健康保険資格のオンライン資格確認）の対応が本格化してきており、来年（令和６年）秋を目途にマイナンバーカードと健康保険証を一体化（＝健康保険証の廃止）する法改正も可決、成立したところです。
一方で、マイナンバーカードをめぐっては情報の紐付けの誤りの事案が多数報じられており、不安をお持ちの方も多くおられることと思います。
マイナンバーカードの保険証利用には多くのメリットがありますが、それを享受するには加入者各位からの正確な情報のご提供や、ご自身で行って頂く手続き等が必要です。健保組合や医療機関の対応だけでは本来の機能が実現できないことにご留意の上、ご自身でも健康保険証情報が正しくマイナンバーカードに紐付けされていることをマイナポータルで確認するようお願いします。万一、ご自身の健康保険資格情報に異常（紐付けができていない、情報が誤っている）がありましたら、至急、当健保までご一報ください。
なお、現時点（２０２３年６月）では、全ての医療機関等においてマイナンバーの読取機が稼働済である確認はされておりません。事前に受診機関と確認するか、マイナンバーカードと健康保険証の双方を持参することをお奨めします。
また、マイナンバーと健康保険証情報の紐付けの現状とご注意点について、添付の通りまとめましたので、ぜひご一読ください。当健保では、引き続きマイナ保険証の対応の進捗について、情報のご提供をすすめてまいります。加入者各位のご理解とご協力をお願い致します。